「SELF」が東京理科大学ベンチャーファンド、エイベックスより2億5000万円を調達

弊社SELFは、東京理科大学ベンチャーファンド(TUSキャピタル1号投資事業有限責任組合※)、エイベックス株式会社を引受先とした第三者割当増資により、2億5000万円の資金調達を実施いたしました。今回の資金調達は割当先2社との実践的なシナジーを見込んだ業務提携を目的としたもので、調達した資金はSELFのAIエンジン開発およびサービス拡充に使用します。
※ TUSキャピタル1号投資事業有限責任組合の運営は、同組合の無限責任組合員であるアストマックス・ファンド・マネジメント株式会社が行っており、投資先事業者等に対して行う経営又は技術指導については、その一部または全部を、東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社が受託しています。

■ 業務提携の背景と目的東京理科大学ベンチャーファンド

大学 x AIテクノロジー
東京理科大学ベンチャーファンドは、社会イノベーションを起こす独自の技術やサービスプラットフォームを持つ企業に対して積極的に投資を行い、経営支援や技術指導による企業価値向上等を通じて広く社会に寄与することを目指しています。今回の資本参加に至った経緯としては、SELFが独自に開発したAIエンジン(コミュニケーションアルゴリズム)や自社アプリケーションが、実際にユーザーを獲得しプラットフォーム化する可能性、BtoBビジネスにも応用され導入効果が実証されている点が、大きな理由です。
今回の資金調達後、初の取り組みとして学生のキャンパスライフをサポートする新規サービスの開発、共同研究、新規技術開発など、サービス面・技術面・人材面での総合的な提携を目指します。

エイベックス株式会社

エンタテインメント x AIテクノロジー
近年、世界のエンタテインメント業界においてVR/AR/MRやAI(人工知能)技術など最新テクノロジーの活用が進んでいます。日本のエンタテインメント業界も例外ではなく、特に業界大手・エイベックス株式会社はこのような技術を活用したイノベーション事業を積極的に展開しています。

今回の資金調達後、初の取り組みとしてエイベックス・アーティストアカデミー(エンタテイメント業界の次世代アーティストや音楽クリエイターを育成する総合育成スクール)において、サービスナビゲーション型AIの導入を行う予定です。自然な接客体験を自動化し、会員や入会希望者にとって必要かつ有効な情報をわかりやすく伝え、サービスの利用促進を目指します。その後の展開としては、エイベックスが保有する、音楽コンテンツやその他エンタテインメントコンテンツに関わるサービスへのAI導入、アーティストやアニメキャラクターのAI化など、エイベックスが標榜する”Entertainment×Tech”をキーワードとした開発を推し進めます。

■ SELFのAIエンジンとは
自動コミュニケーションを可能とする会話エンジン。ボットや自然言語処理開発者によって新たに開発された、自動で理解と推測を行い、自然な会話を進めることが可能なシステムです。

SELFのコミュニケーションエンジンは大きく定義された状態構造と会話構造を自動でコントロール可能としており、 独自に定義された状態要素を活用し、複層的、高速でどの会話や情報が提示するに適切かフィルタリングを行います。 また、記録作業は、単なるログとしてではなく、リアルタイムで次の会話や情報へ応用を行います。 SELFのコミュニケーションエンジンは単層的なレコメンドサービスやボットサービスとは違い、 ユーザーから得られた多様な情報を、各要素へ分解し、総合的に会話と情報提示へ結びつける複合的なものです。30万近い会話のライブラリーを独自開発し、そのライブラリーからシステムが自動で適した会話を選択し、コミュニケーションを成立させます。

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